WE講座に参加する

WE講座ってなに?

私たちNPO法人WE21ジャパン厚木は、WEショップでリユース・リサイクル事業を展開し、その収益から国内外支援を実行し、 フェアトレード(公正な貿易)商品を扱うことで生活の向上を目指す生産者を応援する活動を続けています。 そして、資源の循環や環境問題を考えたり、支援先の人たちの話をきき、今世界で何が起きているのか、 また現地の人たちの暮らしが私たちの暮らしとどうつながっているのか等を、共に学ぶ機会をつくってきました。

それが、WE講座の開催です。

「知ること」が問題解決の第一歩

地球資源は、不公平に配られている

私たちは、今世界で起きていることが、私たちの毎日の暮らしとつながっているという実感があまりありません。 でも、実際、地球の70億人の人口のたった20%である先進国に暮らす人たち(私たち日本人もここに入ります。)が、 地球上の木材、鉱物などの資源やエネルギーの80%を使っています。 そして人口の80%を占める途上国に暮らす人たちは、残りのたった20%の資源を分けあって暮らしているのです。

身近な国で起きている資源・環境・人権の問題

私たちのモノに恵まれた豊かな生活は、アジア地域の資源や、安い労働賃金に支えられて実現しています。 特に衣類については、流通している衣類の60%が海外で生産され、ほとんどが中国からの輸入です。 綿や毛などの天然素材や化学繊維の多くはアジアや中東の国々から調達され、製品化される過程においては、 劣悪な労働環境や、資源開発のための不当な立ち退き問題など、環境や人権、 それによってき起こされる貧困問題がたくさん起きています。

大量生産・大量消費のライフスタイルを変えよう

これらの問題の背景には、使い捨て文化のもとに、大量生産、大量消費のビジネスが成り立ってしまったこと、 そしてその裏には、私たち消費者が、安い商品を買い求めて、流行遅れ、サイズが合わないなどと次々にモノを購入し、 廃棄する生活があります。 私たち一人一人がモノを大切にする生活に変わって行けば、限りある資源の大量消費は抑えられ、 ゆくゆくはアジアをはじめ、世界で生きるすべての人たちの暮らしの向上と幸せにつながっていくと考えています。

小さな一歩ですが、今私たちにできること。
それは、毎日コツコツ続けている「WEショップ」でのリユース・リサイクル活動と
今世界で何が起きているのかを学び合う「WE講座」の開催です。
「知ること」が、問題を解決する第一歩。
ぜひ皆さんも、ご参加下さい。

これまでのWE講座内容一覧表

事業年度講座内容講師名
2019年 ネパール高等教育奨学金事業報告 ネパリ・バザーロ 代表 高橋百合香さん
NPO法人ベルダレルネーヨ 事務局長 丑久保完二さん
ミャンマー難民キャンプでの図書館事業報告及び絵本を贈る運動について 公益社団法人「シャンティ国際ボランティア会」広報担当 吉田圭助さん
2018年 カンボジア「村の幼稚園事業」活動報告 認定NPO法人「幼い難民を考える会」事務局 片山美紀さん
カンボジアスタディツアー参加報告 運営委員 磯崎由美子さん
ネパール支援先報告 「ネパリ・バザーロ」代表 高橋百合香さん
2017年 東日本大震災復興支援先「気仙沼」報告  NPO法人「生活支援プロジェクトK」事務所長 西城宗子さん
カンボジア支援先報告及び軍手人形作りのワークショップ 認定NPO法人「シェア=国際保健協力市民の会」スタッフの皆さん
ネパール「若者の高等教育奨学金支援事業報告」 「ネパリ・バザーロ」代表 高橋百合香さん
2016年 カンボジア「村の保育園と子どもたち」報告  認定NPO法人「幼い難民を考える会」カンボジア事務所長 チャン・スレイさん
「今、なぜ子ども食堂か?」  伊勢原の「地域福祉を考える会」事務局長 中台和子さん
カンボジア「村の保育園の現状及び今後の事業計画」  認定NPO法人「幼い難民を考える会」事務局長 鎌田苑子さん
2015年 「子ども権利擁護センター神奈川」の施設見学 伊勢原の「子ども虐待ネグレクト防止ネットワーク」が運営
ネパール大地震後の現状報告 ネパリ・バザーロ副代表 丑久保さん
カンボジアプロジェクト報告 認定NPO法人「シェア=国際保健協力市民の会」カンボジア担当 山瀬さん、東京事務所 山脇さん
2014 「カンボジアの人身売買等児童問題」 認定NPO法人「シーライツ」甲斐田真知子さん
「みんなで布ちょっきん」ワークショップ CYRのカンボジア支援
講演会「懸命に生きる人々」 アジアチャイルドサポート代表 池間哲郎さん
2013年 「モンゴルのスリッパ生産者の話をきく」 アジアの会 高岡良助さん
チェルノブイリ・青森県六ケ所村からみた福島 NPO法人 ふくしま支援・人と文化ネットワーク 事務局長郡司真弓さん
フェアトレード「パレスチナのオリーブ石鹸」生産者の暮らし NOP「フレンズ オブ アシーラ」 代表 山田雅子
2012年  東日本大震災被災地報告を聞く 認定NPO法人シェア=国際保険協力市民の会 西山美希さん
カンボジアの保育事業 認定NPO法人「幼い難民を考える会」事務局長峯村里香さん
遠いモンゴルを身近に体験する 「馬頭琴」ミニコンサート 演奏者 新蘇叶さん
ネパールの高等教育支援及びスパイス生産者の現状報告 ネパリバザーロ副代表 丑久保完治さんと現地スタッフ アンキット・ラジバンダリーさん
2011年 「東日本大震災支援先 福島件いわき市」「ザ・ピープル」の活動報告 WE21ジャパン前理事長 郡司真弓さん
フェアトレードチョコレートから見た世界の現状 第3世界ショップ広報スタッフ
モンゴル伝統楽器馬頭琴ミニコンサート 西武文理大学留学生 新蘇叶さん
2010年 ナカノ(株)秦野工場見学会
「イラク・白血病と戦う子供たち」 JIM-NET事務局 熊谷宏さん
「イラク白血病の子供たちの絵画展」 店内開催
「モンゴル・シングルマザーたちの取り組み」 アジアの会代表 高岡良助さん
「カンボジアの保育事業」 CYR事務局長 峯村里香さん
「ネパールの教育支援」 ネパリバザーロ副代表 丑久保完治さん
「モンゴル伝統楽器 馬頭琴演奏会」開催 留学生 新蘇叶さん
2009年 「ネパールの女性たちの生活とフェアトレード」 ネパリバザーロ代表土屋春代さん
「韓国の市民メデイアと美しい店」 WE21ジャパン広報スタッフ 森田夕紀さん
「カンボジアの保育事業報告」 CYR事務局長 峯村里香さん
「厚木市出身の報道カメラマン森住卓氏」のイラク写真展 店内開催
2008年 7月、11月布草履づくり講習会
フェアトレード+エコロジー 森直子さん
カンボジアの子供たちへ「みんなで布チョッキン」 CYR峯村里香さん
2007年 「フェアトレードってなんに」 ネパリバザーロ 丑久保完二さん
モンゴルスタディツアー報告 WE21厚木 山崎由喜子さん
「シェア カンボジア報告」 現地代表 佐藤真美さん
2006年 4月、6月、2月「エコ草履づくり」講習会
「バングラデシュの女性達」 シャブラニール 白幡利雄さん
「ラオスの森に生きる人々の暮らし」 JVCラオス事務所 河合千穂さん
「世界の情勢から私たちの地域活動を考えよう」~WE21地域活動の実践とこれからの役割 北沢洋子さん
「シェアカンボジア帰国報告」 現地代表 上田さん、国内担当 森本さん
2005年 「JVCラオスの村づくりと森林保全についての報告」 河合千穂さん
「多文化友だちセンター交流会」日本語での発表会 中国、タイ、韓国の方3人
「シェアカンボジア地域保健プロジェクト報告」 看護士 植木光さん
「多文化友だちセンター交流会」日本文化 着物を楽しもう 梅原恵美子さん 42人参加
「モンゴルの現状と人々の生活」 アジアの会の現地スタッフ オユンデルゲルさん
「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペン 参加する
2004年 「JVC アフガンニスタン活動報告」 現地代表 谷山博史さん 由子さん
「バングラデシュスタディツアー報告」 WE21厚木 山崎由喜子さん
「シェアカンボジア報告会」  森本由布子さん
「JVCラオス報告」 現地代表 名村さん
「モンゴルスタディツアー報告」 WE21二宮 吉武早苗さん
「フィリピンスタディツアー報告」 WE21厚木 小川秀代さん
2003年 アジアの会 高岡良介さん
「ライス報告会 森の民の今」 JVC現地駐在員 中村咲能さん 越智美奈さん
「タイスタディツアー報告」 WE21厚木 田口美恵子さん
「日本のODAを知る」 WE21ジャパン 開発教育部メンバー
「シェアカンボジア報告会」 森本由布子さん
「バングラデシュ先住民の苦難」 ジュマネット代表 下澤さん
2002年 「アフガンニスタンの現状とJVCの活動」 事務局長 清水俊弘さん
「カンボジアスタディツアー報告」 WE21相模原 三池良子さん
ナカノ(株)秦野工場見学会 五十嵐工場長
2001年 「WEとしての支援のあり方」 WE21ジャパン支援スタッフ 松本栄子さん
厚木日本語クラスとの交流会
「タイスタディツアー報告」 WE21厚木 小川秀代さん
「ベトナムの今を語る」 竹内麟太郎さん
2000年 「カンボジアスタディツアー報告」 WE21厚木 山崎由喜子さん
「吾妻団地で日本語を学ぶアジアの女性達」 田中よし子さん
「フィリピンスタディツアー報告」 WE21厚木 山崎由喜子さん
「市民による海外支援活動」 アジアの会 高岡良介さん
「古着の行方」 ナカノ(株)中野社長
1999年 「インドネシア難民のことを考える」 「インドネシア難民のことを考える会」 村上哲範さん
「地球の木の海外支援活動について」 後藤雅子さん
1998年 カンボジア:東南アジア文化支援プロジェクト「CAPSEA」女性たちの職業訓練について 左記支援先 ペンセタリンさん